赤川次郎（シリーズ）

杉原爽香
杉原爽香	１７歳。あだ名は「さわやか」。小柄で丸顔。眼鏡。明るくて行動力があって前向き。フルート。
丹羽明男	爽香の友達。ノッポ。転校生。中２の時に陸上の１５００ｍで中学記録を樹立。爽香の手助けをする。打楽器。
安田布子	２４歳。新任教師。小柄で童顔。爽香の手助けをする。
河村	２９歳。刑事。童顔。布子に想いを寄せる。
浜田今日子	爽香の親友。クラス委員。ホルン。医学部志望。
杉原成也	爽香の父。サラリーマン。読書が一番の楽しみ。自称「知性派」。
杉原真江	爽香の母。童顔のため４０代に見える。言い方がストレートイなためキツく感じるが人は良い。
杉原充夫	爽香の兄。１０歳年上。新婚。
杉原則子	爽香の義姉。
杉原綾香	爽香の姪。
丹羽周子	明男の母。女手一つで明男を育て溺愛している。

若草色のポシェット

杉原爽香、１５歳の秋。
突然姿を消した親友からの電話で夜中の学校に向かった爽香。
教室で爽香が目にしたのは変わり果てた親友の姿と若草色のポシェット。
親友を殺した犯人を捜そうと奔走する爽香の身に次々と降りかかる災難。
その果てに辿り着いた真実とは…

爽香が読者と共に毎年成長していく「杉原爽香」シリーズ第一作目。

群青色のカンバス

杉原爽香、１６歳の夏。
爽香、今日子、明男の三人は共にＳ学園高校に進学しブラスバンド部に所属した。
そのブラスバンド部の合宿で、事件が起こる。
爽香が狙われ、ある兄妹を取り巻く環境が謎に謎を呼ぶ。
波乱いっぱいの合宿を、爽香たちは無事に乗り切れるのか！？

亜麻色のジャケット

杉原爽香１７歳、冬。
布子と河村が美術館で久しぶりにデートしている時に、ずぶ濡れの不思議な女性に出会った。
亜麻色のジャケット持っていた彼女は記憶を失っていて・・・
爽香のみならず今日子までも巻き込まれる、スリル満点の事件が始まる。